アマゾンプライム会員には同居の家族2名までが登録できる「家族会員」があります。
「家族会員」はプライム本会員と同様の特典を使うことができますが、Amazonプライムビデオだけはプライム本会員のアカウントでログインすることになります。
アマゾンプライムビデオを見る端末は、プライン本会員が使っている端末以外でも見ることができますが、プライム本会員のID・パスワードが必要になります。
ここではアマゾンプライムビデオを家族で共有する方法について解説します。
アマゾンプライムビデオを家族で共有するには?
アマゾンプライムビデオを家族と共有するには、プライム本会員のログイン情報が必要となります。
家族にAmazonプライムビデオを共有する手順は以下です。
- まずアマゾンプライムビデオを見たい端末からAmazonサイトにアクセス
- ログイン画面でプライム本会員のログイン情報を入力
- Amazonプライムビデオページへ行き、動画を視聴
アマゾンプライム家族会員のアカウントの状態ではアマゾンプライムビデオを見ることはできないので、いったんアマゾンプライム家族会員からログアウトし、プライム本会員としてログインしなおすことになります。
Amazonプライムビデオを家族で共有するときの注意点
アマゾンプライムビデオを家族に共有する場合はいくつかの注意点があります。
同時視聴の制限がある
まず、同一作品の同時視聴制限です。
アマゾンプライムビデオでは、同一アカウントで同時に視聴できるデバイス数は最大3台までという制限があります。
同じ作品を同時視聴する場合は、視聴できるデバイス数は2台までという制限もあります。
プライムビデオ同時視聴 | 制限台数 |
同時に見れる台数 | 3台まで(違う動画) |
同じ作品を見れる台数 | 2台まで |
視聴履歴も共有される
また、視聴履歴やマイリストの共有もされてしまいます。
アカウントを共有している場合、他の家族の視聴履歴やマイリストが表示されてしまいます。
これが問題となる場合は、各自のプロフィールで視聴することをおすすめします。
プロフィールは6名まで登録できます。
子供向けコンテンツの制限設定をしておく
子供向けコンテンツの制限設定も重要です。
アマゾンプライムビデオのプロフィールで、子供向けのコンテンツを制限する機能があります。
子供に見せられないコンテンツにアクセスできないようになり、有料作品も購入できなくなるのし、安心して子供だけでも利用できます。
プライム本会員の購入履歴やリストがバレる可能性がある
アマゾンプライムビデオをみるために、プライム本会員のログイン情報も共有することになるので、本会員の購入履歴やほしいものリストも見ることができるようになってしまいます。
スマホやパソコンでAmazonにログインし、ブラウザや端末にID・パスワードを保存してしまうと、ID・パスワードが記憶されます。
すると、最初の設定はプライム本会員の人が行っても、記憶されたID・パスワードでログインできてしまうので、アマゾンプライムビデオ以外のコンテンツも利用できてしまいます。
そのためアマゾンプライムビデオを共有するのは細心の注意を払いましょう。
パスワードを知られずにアマゾンプライムビデオを家族と楽しむ方法
家族だったとしても、プライム本会員のログイン情報を知られたくないこともありますよね。
でもアマゾンプライムビデオは家族に見せてあげたい…。
その場合は、Fire TV Stickを使って設定してしまうのもひとつの方法です。
テレビにFire TV Stickを接続し、最初の設定をプライム本会員の人が行えば、家族にログイン情報を知られることなく家族もアマゾンプライムビデオを見ることができます。
無線Wi-Fi(インターネット)があることが前提で、テレビで動画を見ることが条件ですが、YouTubeやTVer、他のVODサービスもテレビで見ることができるようになります。
アマゾンプライム家族会員の特典
アマゾンプライム家族会員は以下の7つの特典が得られます。
①お急ぎ便が無料
②お届け日時指定便が無料
③特別取扱商品の取扱手数料が無料
④プライム会員限定先行タイムセール
⑤Prime Now
⑥Amazonパントリー
⑦Amazonフレッシュ
まだ家族会員を登録していない人はぜひ登録してみてくださいね。
まとめ
アマゾンプライム家族会員は、無料で家族も特典を受けられますが、アマゾンプライムビデオだけは家族会員アカウントで使うことができません。
家族にもアマゾンプライムビデオを楽しんでもらうには本会員のアカウント情報が必要になりますが、本会員のアカウント情報がわかれば、購入履歴などもわかってしまいます。
ですので、アマゾンプライムビデオを家族と共有する場合は信頼のおける家族と共有するようにしましょう。